消防設備点検を断る人はどれくらいいる?
マンションの消防設備点検では、住民のお部屋に入って消防設備を点検する必要があります。
そのため、
「消防設備点検は断る人も多いのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、実際の現場では点検をはっきり断る人はそれほど多くありません。
むしろ多いのは
不在で点検できないケースです。
マンションによって差はありますが、体感としては
- 不在の部屋:10〜40%程度(様々です)
- 明確な入室拒否:少数
というケースが多い印象です。
現場で多いのは「不在」
消防設備点検で一番多いのは、入室拒否ではなく不在です。
点検は平日に行われることが多いため
- 仕事で外出している
- 学校や用事で外に出ている
などの理由で、点検できない部屋が出てきます。
実際に断られるケース
数は多くありませんが、次のような理由で断られることがあります。
部屋に入られるのが嫌
消防設備点検では
- 火災感知器
- ベランダの避難器具
などを確認するため、室内に入る必要があります。
そのため、
- 部屋を見られたくない
- 散らかっている
- プライバシーが気になる
といった理由で断られることも一定の割合であると思います。
女性の一人暮らし
女性の一人暮らしの場合、知らない作業員を部屋に入れることに不安を感じる人もいます。
そのため
- 別日での点検を希望する
- 管理会社の立ち会いを求める
といったケースもあるようです。
最近では、女性スタッフが同行する会社もあると聞きます。
点検をよく知らない
消防設備点検自体をよく知らない人もいます。
突然インターホンが鳴ると
- 怪しい業者では?
- 訪問営業では?
と思ってしまう人もいるためです。
実際には、消防設備点検は消防法に基づいて行われる点検です。
マンションやビルでは、安全確保のために定期的に実施されています。
病気になった
一緒に住んでいる方がインフルエンザになったという理由でキャンセルされたことはあります。
点検員にうつしてはいけないという配慮をしていただいたので、点検できないのは残念ですが、お気遣いいただきました。
今からすぐ出かけてしまう
インターホンを鳴らしたところ、今から出かけてしまうという理由でキャンセルもありました。
これも仕方ないですね。
消防設備点検は法律で決まっている点検
消防設備点検は、建物の安全を守るための重要な点検です。
この点検は消防法に基づいて実施されています。
そのためマンションやビルでは、管理会社やオーナーが定期的に点検を行う必要があります。
点検を断るとどうなる?
住民が消防設備点検を断った場合でも、すぐに罰則があるわけではありません。
消防設備点検は
建物の所有者や管理者の義務
とされているためです。
そのため多くの場合は
- 再点検の日程を設ける
- 次回の点検で実施する
といった対応が考えられます。
ただし、ベランダの避難器具などは火災時に重要な設備のため、できるだけ点検に協力することが望ましいとされています。
まとめ
消防設備点検では、
「断る人が多いのでは?」
と思われることもありますが、実際の現場では入室拒否はそれほど多くありません。
点検できない理由として一番多いのは
住民の方の不在です。
消防設備点検は火災時に重要な設備を確認するための点検です。
マンションに点検のお知らせが届いた場合は、できるだけ在宅して点検に協力していただけると嬉しいです。